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草木屋の百色

私たちがこの仕事を次の世代に残す形を考えたとき、草木染をどういうものとして、どのようにして伝えるのか。
“私たちの草木染”をもう少し明確にまとめたほうが良いのではないかと思うようになりました。
私が草木染を習った人たちと比べても、今の草木屋の考え方や技法は変わってきています。
より良い草木染の形を現在の環境や状況のなかで、私なりに見つめ続けてきたからです。
この文章に記された考え方や技法が、人それぞれの新たな草木染の礎の一つになれば幸いです。
草木屋 山崎樹彦